うちの柴犬
「ライターになりたいけど、実際にライターとして活躍するにはどんなスキルが必要なのかがわからない…」
「ライターとして活動を始めたけど案件が受注できず、ライターとして何のスキルが足りていないかがわからず困っている…」
「ライターとしてスキルアップするにはどうすれば良いかがわからない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
私は未経験からライターとしての活動も始めているので、その気持ちがよくわかります。
漠然と書く以外にどんなスキルを伸ばせば良いか、最初はわからないことも多いですよね。
そんなライターとしての立場だけなく、
本業ではライター及び、ライティング業務を請け負う会社とのやり取りもしているので、
発注する側の立場も経験しています。
この記事ではそんな私の実体験など踏まえて、
- ライターに必要なスキル
- ライターがスキルアップを図るのにオススメな方法
上記を紹介しています。
ぜひ、最後までお読みください。
- ライターに必要なスキルを知りたい方
- ライターとしてスキルアップする方法を知りたい方
- ブログを運営していてライターの仕事にも興味がある方
- ライターとして記事を執筆
- 本業となる事業会社でライター、ライティング会社との窓口を担当
目次
ライターに必要なスキル
結論、ライターには下記4つのスキルが求められると考えています。
- 文章力
- 情報収集能力
- コミュニケーション力
- 営業力
ライターと聞くと文章を書くことが仕事と思うかもしれませんが、
文章を書くにも様々なスキルが必要です。
1つずつ解説していきます。
ライターに必要なスキル:文章力
日本語を正しく使う
よくある事例は意味が重複しているケースです。
- 頭痛が痛い
- たくさんの事例が多く見つかっています。
上記は大げさな書き方をしていますが、
文章内で意味が重複しないように気を付けなければなりません。
他には、ら抜き言葉も注意が必要です。
×…食べれる
〇…食べられる
「食べれる」は会話の中であれば話が通じると思いますが、日本語としては正しくありません。
ライターとして文章を書く仕事をする以上、こういった日本語の使い方には気をつけなければなりません。
誤字脱字をなくす
言葉の通り誤字脱字にも注意が必要です。
ブログであれば誤字脱字があっても後から修正できますが、紙媒体では修正ができません。
もちろん、ライターが書いた文章をチェックする方がいるので、
そこで誤字脱字が修正されることは多いですが、ライターとしての信用はなくなります。
また、感覚になってしまいますが、
誤字脱字が多いライターの文章はレベルも低いと感じることや、
本文の内容と結論が矛盾しているといったことも多いです。
実際に本業では、ライターの方が書かれた文章をチェックする際に誤字脱字が多い場合、
次回以降は発注しないという判断もしています。
独自性のある切り口を入れる
ライターに発注する記事の中には、SEOを意識した記事の発注があります。
その際は独自性のある切り口が記事内に必要となります。
例えば、「ライター スキルアップ」と検索した際に、
検索結果の上位10サイトが全く同じことを書かれていたら参考になりませんよね?
Google側でもそうならないように様々な判断基準があるのですが、
指定のKWで上位を狙う場合は、ユーザーの検索意図に合わせた情報を網羅すると同時に、
ユーザーの役に立つ独自性のある切り口を追加することが必要です。
そうすることで、狙ったKWで上位表示がされる可能性も高まります。
うちの柴犬
ライターに必要なスキル:情報収集能力
競合の情報を集める
SEO記事を書く場合は「○○」といったKWで上位を狙うという話なので、
「○○」で検索した時に上位で表示されている記事の分析を行います。
また、対象となるKWがクライアントから提示されることもあれば、
KWの提案を求められることもあります。
そこで求められるのが必要な情報を集める力と、取捨選択する力です。
自分がその分野において何も調べなくてもすべてを把握しているのであれば良いですが、そんなことはないはずです。
文章を書く前に、情報収集能力もライターに求められるスキルの1つです。
様々なことに興味を持つ
ライターの仕事はWEB媒体のSEO記事だけでなく、WEBコラムの執筆や紙媒体の記事などもあります。
その際に企画を求められることもあります。
具体的には流行りのテーマに沿った提案をしたり、
媒体の特性に合わせた「○○特集」というものを載せてはどうかなどといった提案です。
その為には自分が持っている知識だけでなく、
他のジャンルではどんな特集が組まれているか、今はどんなものが流行っているかなどの情報感度を高める必要があります。
この業界では当たり前だが、この業界前では革新的…などといったケースもあるので、
様々なことに興味を持ちアンテナを張っておくことで、
ライターとしての企画提案力という点でスキルアップに繋がります。
ライターに必要なスキル:コミュニケーション力
インタビューできる
ライターの仕事にはインタビュー記事の執筆もあります。
言葉の通りインタビューをして、そこでの内容を記事にすることなのですが、インタビューを成功させるにもスキルが必要です。
取材相手が気持ちよく話せるような雰囲気づくりや、
質問の内容、言葉の引き出し方、時間配分など、
インタビューを円滑に進めるためにライター(インタビュアー)に求められるスキルは多々あります。
相手に配慮する
インタビュー記事の場合、取材相手の話を聞きだすのも仕事ですが、
嫌がる質問はなるべく避けたり、相手の都合に合わせて時間を調整するなど相手への配慮も欠かせません。
インタビュー記事だけの話ではありませんが、
人と人とのやり取りである以上ライターとしてだけでなく、相手の配慮は常に意識しましょう。
普段のやり取りは即レス
これは本業でライター及びライティング会社とやり取りをしていて感じることなのですが、返事が早い方は信用もできて仕事がしやすいです。
クライアントとしてもサイト内での公開日があるので、そこに合わせてスケジュールを引いています。
問合せもそのスケジュールを意識しながら行っているので、返信が遅いライターだと心配になるだけでなく、
他のライターや会社の方にも問い合わせした方がいいか…など考えてしまいます。
うちの柴犬
問い合わせ内容に対して即レスできないこともあると思いますが、
その際は「明日までに返信します」という返信があるだけでも印象が変わります。
納期はきちんと守る
ライターに限りませんが納期をきちんと守ることは信用に繋がります。
納期を守ることは当たり前と感じる人がいるかもしれませんが、納期を守れない方も残念ながらいらっしゃいます。
クライアントはスケジュールを引いたうえでライターやライティング会社に問い合わせをしているので、
納期を守れないとクライアント側の作業も遅れて迷惑が掛かります。
記事の内容が素晴らしくても、納期を守れないとクライアントの評価は下がることが多いです。
ライターとして安定した収入を得るためには、単発案件でなく継続案件の受注が必要になるので、
クライアントとの関係構築を図っていくためにも納期はきちんと守ることが求められます。
ライターに必要なスキル:営業力
メリットや実績を提示する
ライターとして収入を得るためには案件を受注しなければいけないので、
自分から営業(問い合わせ)を行う必要があります。
その際のポイントがメリットや実績です。
例えば、
「○○業界の会社で働いていたので、○○に関しては知見があります」
「○○といった媒体で執筆しています」
といった内容をクライアントやライティング会社に提示する形です。
ライターは資格がないため、自分でライターと名乗ることでライターになることができます。
その結果、ライターになりたい方や、ライターを名乗っている方からの問い合わせも多く頂くのですが、
クライアント側としては当然ライターとしてのスキルがない方にはお任せできません。
その際に上で挙げたメリットや、実績を提示できればそれだけでも差別化をすることができます。
得意ジャンルを確立する
ライターとして得意ジャンルがあると、クライアントとしても発注がしやすいです。
ライターとしての執筆実績があればベストですが、
その業界で働いているという点や、その業界に関連するブログ運営をしているという内容でもプラスに働くことはあります。
SEO記事の執筆の場合、クライアントは依頼した記事でSEOの上位を取ることを目的としているので、
個人ブログであっても関連するKWで上位を取れているのであれば実績になります。
うちの柴犬
ライターがスキルアップを図るのにおすすめの方法
ここまでライターとして求められるスキルについて紹介してきました。
ただ、実際にこれらのスキルを身に付けるにはどうしたらいいのか?
それがこの記事を読んで下さっている皆様のお悩みかと思います。
ここからは、実際に私がライターとしてのスキルを身に付けるために行った内容や役に立った内容を、実体験と合わせてご紹介していきます。
結論、下記4つがライターとしてスキルアップを図るのにおすすめです。
- 本業に取り入れる
- 転職する
- ブログを運営する
- Writing Hacksで学ぶ
こちらも1つずつ解説していきます。
本業に取り入れる
冒頭でも記載している通り、私はライターとライティング会社との窓口を担当しています。
タイミングが良かった点はありますが、ブログを立ち上げるタイミングでこの業務を行うことができました。
その結果、本業以外でブログの勉強をするだけでなく、KWの考え方や記事構成など本業での業務がそのままブログにも通じます。
実際に発注側としてライターやライティング会社との窓口を経験することで、
「こういう所を意識してもらえるとありがたいな」
とか、
「ライターによってこうも違うのか」
と感じる点は大変参考になります。
とはいえ、私がWEBマーケティングの部署にいたからできたことでもあるので、誰にでもすぐにできることではないと思います。
ただ、ある程度業務範囲を広げることができる環境や、
異動の希望が通る環境で働いている方がいるようであれば、検討されてみてはいかがでしょうか。
うちの柴犬
転職する
上で挙げたような、今の会社ではライターに関する仕事ができない場合というは転職するというのも1つの手段です。
あくまでライターとしてスキルアップを図ることに重きを置くのであれば、ライティング会社が転職先の候補です。
私のように、事業会社のマーケティング部であればSEOに関わる仕事もありますし、SEO担当というポジションもあるのでおすすめです。
実際の転職先を探す場合はDODAなどの大手転職エージェントであれば、
ライティング会社や事業会社のマーケティング部門といった求人がたくさんありますし、これまでの経歴も踏まえて様々な提案をしてもらえます。
ただし、転職は当然リスクもあります。
特にライターを副業として考えている場合、
副業のスキルアップのために本業を変えるというのはオススメしませんし、
ライターとしてスキルアップを図るために転職することで、本業の収入が下がってしまっては本末転倒です。
ブログを運営する
ライターとしてスキルアップを図るための一番の方法は数をこなすことだと考えています。
ただ、数をこなすためには案件を受注しなくてはなりません。
でも、本業をしながらライター案件はできない…そんな方も多いと思います。
そこでオススメなのがブログ運営です。
ブログは自分自身のライターとしての実績にもなります。
ライターとして案件がもらえなくても自分のブログで記事を公開することで、
「こういった記事を書けます」
「○○というKWで1位を取れています」
といった点をアピールすることができます。
また、ブログは自分自身で運営するものなので、良くも悪くもたくさん失敗をすることができます。
「KWの選定や構成の仕方がわからない…」
「自分で書いた記事が狙ったKWで上位を取れるかわからない…」
そんな悩みも自分でブログを運営し、そのブログで記事を公開してみることで確かめることができます。
Writing Hacksで学ぶ
やることはわかっていても、限られた時間の中ですべてをこなすのは簡単ではありません。
短時間で効率よくライターとしてスキルアップを図りたい…そんな方におすすめなのがWriting Hacksです。
Writing Hacksは、株式会社スキルハックスが提供する「ライティングスキルを身に付けたい方向けのWEB教材」です。
他にもライターとしてのスキルアップが期待できる講座はありますが、
こちらの講座をオススメする理由は下記です。
- 文章を書く以外のスキルも学べる
- 動画の閲覧、質問が無制限
文章を書く以外のスキルも学べる
Writing Hacksでは大きく11章に講座が分かれています。
タイトルの付け方やリード文の書き方といった記事を書くスキルだけでなく、
- クライアントから求められるライターとは
- SEOに関する知識
などライターに必要なスキルを幅広く学ぶことができるからです。
動画の閲覧、質問が無制限
Writing Hacksは動画を見て自己学習を進めていく学習形式ですが、買い切りなので動画の閲覧期限などはなく見放題です。
また、講師へはLINE@を通じて疑問点を質問できるのですが、こちらも無制限です。
つまり、今後ライターとしての環境が変わってきた時に質問をすることができますし、
一度学習を止めてしまい、また時間を空けてやりたくなった時に質問するという事も可能です。
Writing Hacksに関してはこちらの記事でサービスの詳細や口コミなどをまとめていますので、気になった方は見てみてください。
実際に私も受講しておりますが、時間をかけて調べないとわからないことが効率よく学べることは凄く大きなメリットだと感じています。
私の場合、
本業でのライターとのやり取り、ブログやライター案件での執筆を行いながら、
この教材での不足している基礎知識を補いつつ、不明点の確認先もあるという環境を整えることができています。
疑問点を気軽に解決できる環境というのは、そう簡単に作れるものでもありません。
そういった意味でもライターとしてスキルアップを図るのにオススメの教材です。
必要なスキルを見極めて、ライターとしてスキルアップを図ろう
ライターとして必要なスキルをたくさんありますが、自分の行動次第で身に付けられるスキルでもあります。
基本的にはライターに資格は必要ありません。
その分誰でもライターになれる半面、ライターとしてのスキルアップが図れれば差別化もしやすいと言えるはずです。
自分の環境や目的に合わせて、ライターとしてのスキルアップを図ってみてください。