最近は在宅ワークが増えたことで副業のブームもあり、Webライターの仕事を始めようかと考えている方も多いようです。
副業、本業どちらでやるにしても新たに仕事を始めるのならwebライターの「年収」が気になりませんか?
そこで今回はWebライターの年収や給料・報酬の支払いについて詳しく解説します。
- Webライターの年収の相場を知りたい方
- 年収が高いWebライターになりたい方
- Webライターの仕事に興味がある方
目次
Webライターの年収はどのくらい?
Webライターの仕事をしている方の年収は、だいたいどのくらいなのでしょうか。
Webライターの中でも、SEOライターや、セールスライターなどさまざまな種類があるので、仕事内容によっても異なってきます。
そのため、今回はフリーランスで働いている場合と、正社員で働いている場合の年収について紹介します。
フリーランスで働いている場合
フリーランス協会が実施した調査「フリーランス白書2020」から年収のデータを見てみましょう。
年収 | 割合 |
200万円未満 | 22.5% |
200~400万円未満 | 22.9% |
400~600万円未満 | 19.9% |
600~800万円未満 | 11.6% |
800~1,000万円未満 | 10% |
1,000~1,200万円未満 | 4.4% |
1,200~1,500万円未満 | 3.7% |
1,500万円以上 | 3.7% |
わからない/無回答 | 1.2% |
参照:フリーランス白書2020
2020年のWebライターの年収は200~400万円未満が22.9%と一番多く、次いで200万円未満が22.5%です。
この結果から、会社員と同じくらいもしくはそれよりも低い年収となっていることが多いとわかりますが、表を見ると400~1,000万円未満の年収の方も一定数はいるようです。
稼げる人、稼げない人の格差は激しいといえるでしょう。
正社員として働いている場合
企業で正社員として働くWebライターの平均年収は、480万円~550万円程度です。
フリーランスに比べると給料として安定して収入を得られています。
正社員の場合、ライターの種類によっては年収が変わってくるので注意しましょう。
Webライターの種類とは?それぞれの業務内容について解説!Webライターはどのように報酬・給料を得る?
Webライターはどのようにして報酬や給料を得るのでしょうか。
一般的に、Webライターはクライアントから仕事を受注し、以下のいずれかで報酬や給料を得ています。
- 文字単価で得る
- 原稿料で得る
- 時給単価で得る
1.文字単価で得る
クラウドソーシングのサイトなどで多く見受けられるのが、文字単価での報酬です。
実際に記事を執筆した時の文字数から、1文字いくらかを計算して金額を出します。
事前に「3,000文字以上4,500文字以内」など、目安とする文字数が決まっていることが多いです。
1文字あたりの単価は、0.5円~1円のものからスタートして、経験を積みながら徐々に高い文字単価のものにチャレンジしていく方法がおすすめです。
2.原稿料で得る
1記事あたりの原稿料が固定で決まっているケースです。
文字数に関わらず、1記事を納品したら報酬をもらえます。
低価格は1,000円程度のものもあれば、高単価になると10万円以上になることも。
高単価の案件は、専門性が必要だったり、実績がある方、有名で拡散力のある方を対象に募集している場合が多いです。
うちの柴犬
3.時給単価で得る
正社員で働くWebライターのように、時給単価で仕事をします。
フリーランスの時給単価は、企業の業務委託として雇用された場合に適用されることが多いです。
時給は1,200円~5,000円程度とその方のスキルによって異なります。
年収が高いWebライターの特徴は?どうすればなれる?
Webライターの年収は200~400万円未満が一番多く、報酬・給料の得方はさまざまということがわかりました。
さてここからは、年収が一般的なWebライターに比べると高いといわれるライターの特徴をみていきましょう。どんなことができると年収を上げられるのでしょうか。
- ライティングスキルが高い
- 専門性がある
- 知名度があり、影響力がある
1.ライティングスキルが高い
「ライティングスキルがある」とは、ユーザーにとって欲しい情報をわかりやすく伝えられる記事が執筆できることです。
Webライターとして「文章」をかけていても、ユーザーが読んだ際に「一度読んだだけでは理解できない」「結論がわからない」といったことのない、わかりやすい文章が求められます。
また、読みやすくするために図解を入れたり、調査の時にも実際に足を運んでみたり、体験談を盛り込んだりとユーザーのニーズに合わせて、必要なオリジナリティを入れていけるかも求められるポイントです。
ライティングスキルが高いと見なされれば、高い人は1本10万円ほどの価値がつくことも。
うちの柴犬
そもそも募集要項の単価が高くなくても、ライター自身が自分のスキルを記事で提示して単価交渉していくことにもできます。
ライティングスキルを上げていくためには、知識を自分の中に取り入れていく作業が必要です。ライティングに関する勉強方法には下記のやり方があります。
- 本を読んで勉強する
- Youtube動画で勉強する
- スクールに通う
- 実務経験を積む
自分に合う方法で、ライティングスキルを高めていきましょう。
ライティング力を上げるWebライティングの勉強方法については下記の記事をチェックしてください!
Webライティングの勉強方法は?効果的・効率的な4つのやり方を紹介ライティングスキルが高いというのは自分ではなかなか見定められないので、自分の実力がどのくらいか知りたい方は、クライアントに不足点や上手くできている点について聞いてみるのも良いかもしれません。
SEO知識がある
また、年収の高いライターにはSEO知識がある方が多いといえるでしょう。
SEOとは、検索エンジン最適化と呼ばれる手法で、Webサイトの内容を検索エンジンがわかりやすいように作成すること、ユーザーが検索をしたときに自分が作成したWebサイトの内容がきちんと届くように対策をすることです。
作成したWebサイトが検索結果の上位に表示されるようになり、広告を出稿しなくてもユーザーが記事を見に来てくれるので、コスパも良く、多くのメディアや企業が使用している手法です。
知識を身につければ、ユーザーにとってより良い記事を執筆できるだけでなく、クライアントにとってもメリットを提供できるので、Webライターで高収入を目指すならぜひ見つけたい知識・スキルでしょう。
うちの柴犬
SEOも含めたラ一ティングの実践的な知識やスキルを今すぐにでも身につけたい方にはWriting Hacksがおすすめ。
動画を通してWebライティング全般を学べて、SEOの講座も約8本用意されていていて、77本の動画と無制限質問サポートつき。
料金は追加なしの買い切り価格定価 69,800円(税込)と月会費のものに比べて一度に多くの動画を見ることができて便利です。
Writing Hacksについてより詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてください!
【注意!】Writing Hacks(ライティングハックス)は初心者でも稼げるようになるの?2.専門性がある
Webライターとして高い年収を得ている人の中には、専門性を極めている方も多くいます。
例えば、Webライティングの案件の中には大きく分けて以下のようなジャンルがあります。
- 美容
- 旅行
- 子育て
- 医療
- ビジネス
- 恋愛
上記のようないずれかのジャンルを極めて、専門的に執筆をしていくのもその分野において特化した実績を積み上げていけるので、Webライターとして活躍し、年収を上げていく方法の一つといえるでしょう。
さらに、専門性という部分においては、資格を持っていると重宝されます。何も知識がない人が書く文章に比べ、信頼性が高いとされるからです。
うちの柴犬
美容系であれば日本化粧品検定を持っていたり、コスメ薬事法管理者の資格があると、読者にとっても安心して読める信頼性の高い記事になります。
自分が興味関心のあるジャンルを見つけて、専門性を高めていくのもおすすめです。
3.知名度があり、影響力がある
年収の高いWebライターは、知名度や影響力がある場合も多いです。
芸能人やフォロワーの多いインフルエンサーなど知名度がある方が執筆することで、多くのフォロワーが注目し、記事を読んでもらう機会が増えるからです。
最近では、TwitterやInstagramなどでフォロワーが1万人以上超えているライターも増えていて、フォロワー数次第で単価が上がったり、そもそもフォロワー数がいるライターを採用するというケースも多くあります。
プライベートのアカウントとは別にWebライター用のアカウントを運用してみても良いかもしれません。
Webライターの年収はスキル次第!高収入を目指していこう
Webライターの年収は、200~400万円未満が一番多いとされていますが、1500万円以上の方も3.7%ほどいます。
年収が高いライターは以下のような理由があります。
- ライティングスキルが高い
- 専門性がある
- 知名度があり、影響力がある
上記のポイントをおさえれば、高収入を目指すこともできる職業なので、Webライターは稼げないかもと諦めずに、まずはスキルを上げていくことから始めましょう!