Webライターをやってみたい、やり始めたけど、実情はどうなのだろう?と考えている方は多いのではないでしょうか。
結論から、書くとWebライターの仕事はキツイですし、簡単な仕事ではありません。
しかし、キツイなりに得られるメリットも多く、今の時代であれば自分の時間を作ることができます。
そこで今回は“Webライターがきつい”のかという点に焦点を絞って、きついといわれている理由、きつさの代わりに得られるメリットについてを詳しく紹介します。
webライターのキツさを乗り越えるための方法にも触れていきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
- Webライターがキツイと言われている理由を知りたい方
- Webライティングの仕事をしていて、今まさにキツイと感じている方
- Webライターの仕事に興味がある方
目次
Webライターがきついといわれる5つの理由
“Webライターがきつい”とされる理由は下記です。
- 仕事を受注するのが大変
- 低単価で労力がかかる
- 自己管理に苦労する
- 孤独を感じる
- 確定申告の処理が面倒
それぞれについて、解決策と合わせて解説していきます。
Webライターがきつい理由1:仕事を受注するのが大変
Webライターとして活動するためにはまずは仕事を受注しなくてはなりません。受注するまでが大変で、Webライターになってからのはじめの壁ともいえるでしょう。
そもそも、Webライターはクライアントがいない状態では利益を得ることもできません。
一般的にはクラウドソーシングのサイトに登録したり、メディアサイトのライター求人ページから応募するなど行動するところから始まります。
とはいえ、登録をしたからといって、すぐに採用されるかといえば別問題です。
応募しても、採用前のトライアルテストがあったり、試用期間があるクライアントも。クライアントと契約をして、受注するまでの行程を大変と感じる人は多いようです。
Webライターがきつい理由2:低単価で労力かかる
Webライターとして採用され、契約を結んだ場合でも低単価で労力がかかる仕事が回ってくる場合があります。
文字単価1円以下だったり、低単価なのに文字数何万文字というケースなど、作業工数と見合わない報酬を提示された場合には、トライアル期間であろうともぜひ注意したいところです。
Webライターとして経歴が少ない時には、特に低単価で交渉を受けるケースが多く、さらにクラウドソーシングなどのサイトでは手数料も引かれます。
手元に残る金額はより少なくなるので、労力ばかりがかかってきつい、ひどいと感じるでしょう。
Webライターがきつい理由3:自己管理に苦労する
Webライターは個人での仕事になるので、納期に向けての作業スケジュールや、体調管理も必須となります。
業務委託などで週の稼働を1社に絞っているケースもあるかもしれませんが、中には複数社と契約を結んでいるなど同時並行で案件を進めていかなくてはならないことも。
やればやるほど、報酬を得られるチャンスは増えますが、その分体力を削ることにもなりかねないので、自己管理を上手く行うことが大切です。
自分の力量を見極めて「この期間ならこの本数は受けられそう」など考えなくてはならないので、スケジュールを調整したり、日ごろから先を見越して行動するのが苦手な方にとってはwebライターの仕事は苦痛と感じるかもしれません。
うちの柴犬
Webライターがきつい理由4:孤独を感じる
Webライターがつらいといわれる理由には「孤独を感じる」という声もあるようです。
Webライターの職場は、業務委託などでオフィスに出勤しない限りは主に在宅業務となる方が多いため、人と接する機会がほとんどないという場合も。
もくもくとパソコンに向かい、記事を執筆して納品。クライアントとの挨拶も定型文化してしまえば、ほとんどコミュニケーションを取らないということもざらにあります。
会社員など組織の中で働いているときには、悩みや喜びを共有することができますが、その点に比べると孤独を感じている方も多いようです。
Webライターがきつい理由5:確定申告の準備が面倒
Webライターのような個人で働くフリーランスにとって厄介なのが確定申告。
領収書の管理や、帳簿の記録など、やることがたくさんあります。
年間分をまとめておくとなるととても大変なので、会計ソフトや確定申告専用のソフトを利用すると便利です。
管理をこまめに対応できない人にとっては確定申告の準備がつらいと感じるでしょう。
きつくてもWebライターを続けるメリットは多い?
ここまでWebライターのきつい理由について紹介してきました。
Webライターの仕事はきつそうと感じた方もいるかもしれませんが、裏を返せばこのくらいしかつらい点がないとも考えられませんか?
ここからは、きついと感じていてもWebライターを続ける価値があると思える「メリット」について解説していきます。
Webライターのメリットは下記です。一つずつみていきましょう。
- 好きな時間に働ける
- 人間関係のストレスが少ない
- 文章を書く能力が上がる
- 案件によってさまざまな業界や世界に触れられる
- やった分だけ稼ぐことができる
1.好きな時間に働ける
Webライターはフリーランスで活動をすることがほとんどです。
業務委託として契約をすることが主になるため、会社員とは異なり、自分でスケジュールを組み、好きな時間に働くことができます。
Webライターの働き方には大きく分けて下記の2パターンあります。
パターン1:【納品日だけ決まっている仕事】
例:記事3本を月末に納品
期限までに自分でスケジュールを調整して納品後に報酬をもらいます。
パターン2:【週や月の稼働時間が決まっている仕事】
週や月の稼働時間が決まっている固定給与になっていたり、時給換算となっていて、その中で依頼がくるパターンです。指定された給料日に報酬を振り込まれることが多いです。
曜日や時間配分は自分で自由に決められることが多く、多様な働き方ができます。
いずれの場合にも自分の好きな時間を選んで働く形になります。
記事の単価として報酬を得るか、時給として報酬を得るかも自分の生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
また「明日は遅めに仕事を始めたいな…」「この日は午後は休みにしたいな」という時にも調整が自由にできるのは大きなメリットといえます。
うちの柴犬
2.人間関係のストレスが少ない
Webライターはフリーランスなので、会社で作業しなくても仕事ができます。
自宅やカフェ、コワーキングスペースなど好きな場所で働けて一人で作業をするので人間関係の構築もほとんど不要です。
クライアントとのやり取り程度なので、会社のイベントに参加したり職場の人間関係に悩む必要もありません。
職場の人間関係に疲れてしまう、仕事で人と会うのが疲れるという方にとっては特に大きなメリットです。
3.文章を書く能力が上がる
文章を書く仕事なので「どうすればユーザーにとって読みやすい文章になるか」と考える機会も増えていきます。
クライアントによってはフィードバックを通じてより良い文章を書くコツを教えてくれるので文章を書く能力を上げていけるでしょう。
また、質の高い記事が書けるようになればそれだけ報酬を上げていくこともできますし、自分でブログサイトを運営しようと考えた時にも役立ちます。
また、それだけでなくWebライターではない職業に就いた際にも役立つスキルになります。
読みやすい文章が書けるというのはメールの返信文や提案書を書く時にも役立ち、メリットだといえるでしょう。
4.案件によってさまざまな業界や商品に触れられる
Webライティングの仕事には、さまざまな業界の企業が案件を出しています。
メディアサイトだけではなく、企業の魅力を伝えるためのホームページの文章や商品紹介文など依頼を出しているクライアントは多岐にわたります。
そのため、会社員の時には知ることがなかった業界や商品に関わることも。自分の視野を広げるきっかけにもなります。
5.やった分だけ稼ぐことができる
報酬を得るには記事執筆本数や稼働時間を増やすことで月の収入を増やしていくことができます。
数自体を増やさなくても、読者に取って読みやすい質の高い記事を執筆したり、より記事のアクセスを増やす内容の提案ができればそれによって報酬を高めていけるのです。
月の給料が決まっている会社員に比べて、自分がやった分だけ稼いでいくことのできる仕事なので、生活とのバランスを保ちながら、挑戦していくと良いでしょう。
メリットはあってもWebライターはきつい…乗り越えるためにできることはある?
ここまでWebライターのメリットについて紹介してきました。
きついとわかっていてもメリットには魅力を感じている方は多いのではないでしょうか。
しかし、できることなら「きつい」という実情はなるべく感じたくないもの。
そこでここからはWebライターのきつさを乗り越えるためにできることを紹介します。
- クラウドソーシングのサイトを活用する
- 業務委託のライター求人を探す
- WordPressのブログを運営する
- Webライティングのスキルを勉強して上げる
1.クラウドソーシングのサイトを活用する
クラウドソーシングのサイトでは、さまざまな企業が募集案件を出しています。ぜひ活用しましょう。
ライター 応募 とクラウドソーシングのサイト内で検索ずれば複数の案件が出てきます。まずは応募するところから始めましょう。
案件をこなしていけば、自身のポートフォリオにも実績として記録ができます。
ひとつひとつ案件をこなして、執筆の実績を残していきましょう。
クラウドソーシングのサイトでは、ライターのクライアントからの評価レビューも見えるので、実績をみて優秀なライターであるとわかれば自分から応募しなくても「スカウト」という形で依頼を受注できる可能性も高まります。
2.業務委託のライター求人を探す
クラウドソーシングのサイトには、とても多くのライターがいます。案件や募集条件によってはなかなか受注までたどり着けないこともあります。
そんな時には、ぜひ「業務委託 ライター 求人」などで調べてしっかりと契約してくれる企業のクライアントを探し、応募しましょう。
クライアントによっては月の固定給や時給単位で報酬を出してくれます。また、クラウドソーシングのサイトとは違い、長期の契約となることも。
安定した報酬を手にするためにも、契約をして長期働ける受注先を見つけるのがおすすめです。
ただし、企業によっては出社を求められたり、ある程度稼働時間を拘束されるケースもあるので契約までにしっかりと確認するようにしましょう。
うちの柴犬
3.Wordpressのブログを運営する
ライティングスキルのほかに、WordpressなどのCMSが使えると人材としては重宝されます。ブログを運営して実際に使えるようにスキルを身につけましょう。
WordPressは多くのメディアやサービスでも使われているブログソフトウェアです。
WordPressには画像・図解の挿入や、文字装飾の機能などが入っているので、文章以外にも記事を読みやすくするポイントを増やしていけます。
記事執筆した原稿をWordpressに入稿し、画像挿入や文字装飾ができるというだけで他のライター以上に活躍ができます。
4.Webライティングのスキルを勉強して上げる
Webライターとして稼いでいくには、いつまでも低単価では仕事がきつくなっていくばかりです。
単価を上げるためにも、Webライティングのスキルを上げましょう。
Webライティングの勉強方法は以下の4つのやり方があります。
- 本を読んで勉強する
- Youtube動画で勉強する
- スクールに通う
- 実務経験を積む
Webライターの詳しい勉強方法については下記の記事をチェックしてください!
Webライティングの勉強方法は?効果的・効率的な4つのやり方を紹介Webライティングの知識は本や動画などさまざまなものからも得られますが、実際のところ、実務経験をしてやり方を身につけることが多くあります。
しかし、Webライターの“きつい”点でもあげたように、一人での仕事になるため孤独です。
クライアントによっては丁寧なフィードバックを返してくれるところもありますが、基本的には教えてくれるというよりは修正点の依頼の方が多いでしょう。
うちの柴犬
そこで、実践的なスキルを身に着けるのにおすすめなのが、ライティングのスクール。
なかでも、Writing Hacksは、動画を通してWebライティングを学べる講座でおすすめです。
ブログ運営で平均100万円以上の月収を稼いでいる沖ケイタさんや、現役のライター/ディレクターとして活躍されている講師の方がWebライターとして活躍するために必要な執筆の基礎からしっかりと教えてくれます。
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Writing Hacksについてより詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてください!
【注意!】Writing Hacks(ライティングハックス)は初心者でも稼げるようになるの?Webライターは確かにきつい!それでもやるメリットは豊富で魅力的な仕事
Webライターはきついのかということから、メリット、乗り越えるためにできることまでを紹介しました。
「確かにきつそうだな…」と感じたかもしれませんが、その反面でメリットも豊富でWebライターを魅力的な仕事だといえるでしょう。
多くの仕事を受けるよりも、報酬の高い案件を一つ一つこなしていくという方法を取れば、自分の好きな時間で働けて稼げます。
そのためにも、実績を積み、ライティングスキルも向上していく必要があるので、自分に合う方法を見つけて優秀なライターを目指していきましょう!
きついという点を上手く乗り越えれば好きなことで楽しく仕事ができますよ!