広告業界は華やかな印象を持つ方も多く、実際に憧れるような仕事をしている人もいます。
しかし、基本的には地味な作業も多く、仕事量も多く激務と言われることもあります。
結果的に、退職者も多く、入れ替わりの激しい業界となっています。
この記事では、実際に広告代理店に勤めていた私が、転職や退職に関する広告代理店あるあるをまとめていきます。
この例をみて、共感をしてもらえることがあれば嬉しいですし、ここに載せた内容と似たような事例があなたの職場である場合、転職や退職の兆候と言えるかもしれません。
また、多くの事例を見て、自分はどうするべきか悩んでしまう方もいると思います。
その際の解決策にも触れていますので、ぜひ、最後までチェックしてみてください。
- 広告代理店に勤務していて転職を検討している方
- 広告代理店への転職を検討している方
- 広告代理店でただ漠然と過ごしてしまっていると感じる方
目次
広告代理店あるある9選!転職・退職編
- 毎年多くの新入社員が入社するのに、社員数は年々微増
- 転職は悪・裏切りという教育を受ける
- 今まで全く休まなかった人が急に医者に通いだす
- 毎日残業していた人が急に早く帰るようになる
- 退職が発表された社員は扱いが変わる
- 退職交渉の話が残る社員に共有される
- 優しい先輩、仕事ができる先輩から転職していく
- 同期で一番最初に転職すると思った人が最後まで残る
- 退職者が続出する時期がある
早速、見ていきましょう。
広告代理店あるある1:毎年多くの新入社員が入社するのに、社員数は年々微増
毎年数多くの社員が入社するのに、その割には社員数がそれほど増えない。
理由は、入社する数と同じぐらいの人数が毎年退職するためです。
そして、退職人数は表に出てこないので、このような印象を持つことになります。
広告代理店あるある2:転職は悪・裏切りという教育を受ける
そもそもの心構えとして、
「転職するのは良くない」
ではなく、
「転職するやつというのはこういうやつ」
「自分の事しか考えないやつ」
などの言い方をして、暗に転職は悪というイメージを植え付けます。
うちの柴犬
広告代理店あるある3:今まで全く休まなかった人が急に医者に通いだす
今までめったに体調不良などで会社を休まない人が、急に医者に通いだすようになった時。
もちろん、本当に医者に通っている場合もありますが、そうでない時もあります。
広告代理店あるある4:毎日残業していた人が急に早く帰るようになる
したくない残業をする理由は、会社での評価や見え方を気にしているケースが多いのではないでしょうか。
急に残業をせずに早く帰るようになった場合は、退社後に用事があるか、この会社での評価を気にしなくなったことが考えられます。
広告代理店あるある5:退職が発表された社員は扱いが変わる
会社によっては、退職発表後に社内の扱いが変わることがあります。
私のいた会社では、退職後から明らかに管理職の方からの接し方が変わりました。
理由は、
「もう辞める人間だから面倒を見る必要がない」
「辞めるせいで自分の評価が下がることが確定しているから」
この2つです。
広告代理店あるある6:退職交渉の話が残る社員に共有される
退職を決めた人間が、退職を伝えた時のやり取りを社内の人間に話します。
退職交渉の際に話がこじれた場合、そのこじれた理由も残っている社員に広がります。
その結果、その話を聞いた社員が会社に嫌気がさして、転職を考えたりするので、退職交渉で辞める人間に対してきつい発言をすることで、結果的にマイナスな悪循環が生まれます。
うちの柴犬
広告代理店あるある7:優しい先輩、仕事ができる先輩から転職していく
優しい先輩、仕事ができる先輩から転職していきます。
その会社に残っている方で優秀な方も当然いますし、転職に関する考えは人それぞれです。
ただ、仕事ができる人は、選択肢が増えるので、今いる環境よりも良い環境があれば当然転職します。
広告代理店あるある8:同期で一番最初に転職すると思った人が最後まで残る
これも広告代理店あるあるではないでしょうか。
同期数人で入社1年目にこのような会話をし、数年後には残りそうだと思っていた人がすぐに転職し、すぐに辞めそうだと思った人が最後まで残っていることもあります。
うちの柴犬
広告代理店あるある9:退職者が続出する時期がある
退職者が出るタイミングにも波があります。
社内で影響力を与えていた人が辞めると、その人を慕っている人が同じようなタイミングで辞めたり、影響力がある人が辞めたことで転職を考える人がいます。
そして、多くの退職者出ることで環境が悪化し、その環境に耐えられずに退職者が続出することもあります
周りに影響されて自分も辞めたくなってきた時は…
結論、あなたが辞める理由次第です。
もし、慕っている人が辞めたことが理由である場合は、退職を踏みとどまるべきです。
理由は、慕っている人と同じ会社に転職できる保証がないことと、次の転職先に慕える人がいる保証がないからです。
ただ、辞めた人の理由と、自分が辞めたい理由が近い場合は、転職者の人に相談をするなどとして、転職を検討しても良いはずです。
また、転職をする際は転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職サイトの場合、全て自分で転職活動をすることになりますが、転職エージェントの場合、担当者が一人ついてくれます。
書類添削や面接日程の調整をしてくれることはもちろん、転職すべきか残るかどうかの相談もすることができます。
相談した結果、転職しないと決断しても問題ありません。
転職エージェントの良し悪しは正直な所、担当者に左右されます。
その中でも、求人数が多く、親身になってくれるという評判が多いのがDODAです。
もう一つDODAをオススメする理由は、過去に私がDODA経由で転職先を見つけることができ、その際の担当者の印象が非常に良かったためです。
担当者との相性はどの転職エージェントを選んでも同じです。
それであれば、評判が比較的良く、求人数も多いDODAを抑えておくのは無難な判断ではないでしょうか。
一緒に辞める必要はないが選択肢は持っておくべき
勤めている広告代理店で退職者が多いとはいえ、一緒に辞める必要はありません。
転職をする理由や価値観は人それぞれです。
ただ、広告代理店で転職者が多いのは、それなりに理由があります。
自分のやりたいこと、譲れないポイントなどを踏まえて、自分にとってはどんな選択をすればよいか考えてみてください。
その際に、転職エージェントに登録をしておくことで、いざとなったら転職するという選択肢を持つことができます。
もし、転職すべきか悩んでいる状況であれば、登録だけ済ませておきましょう。
登録するのは無料ですし、結果的に、転職をしなくても当然お金を払う必要はありませんので、デメリットがないと言えるはずです。