職場の居心地が悪いまま、我慢していませんか?
ぶっちゃけた話、居心地が悪い環境を変えるのはほぼ不可能。
サクッと異動願いを出すか、転職を考えたほうが良いでしょう。
なぜこのように言えるのか、原因を考えればわかります。ほとんどが、自力で解決できないことなのです。
この記事では、自分からできる解決案も紹介していますが、それでも無理なら職場を離れる選択肢を取るのも手。無理して頑張る必要はないんです。
その際に、自分がとるべき行動に関してもふれていますので、ぜひ、最後までチェックしてみてください。
- 職場の居心地の悪さを感じているが原因がわからない方
- 会社の居心地の悪さに対して解決策を探している方
- ただ漠然と居心地が悪いと感じる会社で働いている方
目次
職場の居心地が悪いと感じる人は多い
参照(Yahoo知恵袋):職場の居心地が悪くて、辞めたくなってきます。
Yahoo知恵袋にこのような質問があがっているように、普段仕事をしている中で、職場に居心地の悪さを感じている人は一定数います。
そして、職場の居心地の悪さの原因は大半が人間関係によって引き起こされていることが想定できます。
居心地の悪さを感じている人が多いので、あなたは特別ではありません。
悩みながら頑張っているのはすごいことですが、無理する必要はないのです。
職場に居心地の悪さを覚え、不安・悩み・ストレスを抱えた結果、転職をする方もいます。
参照(Yahoo知恵袋):厚生労働省(仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレス)
では、具体的にどのような事象が職場の雰囲気を悪くしており、職場の居心地の悪さを感じさせてしまうのでしょうか。
職場の居心地が悪いと感じる8つの理由
- 社員の雰囲気が暗い
- ギスギスした人間関係
- 陰口や噂話が多い
- 派閥ができており対立関係がある
- 嫌がらせが多い
- 自分だけ相手にされていないと感じてしまう
- 完全個人主義でそれぞれ孤立している
- 会話が全くない
一つずつ解説していきます。
1.社員の雰囲気が悪い
社員の雰囲気が悪く感じる理由は主に下記です。
- 挨拶が返ってこない
- 声が小さい
- 疲れたような表情が目につく
もちろん、人によっては元気が出ない日や、前日の疲れが溜まっている日もあるはずです。
しかし、職場でほとんどの社員が毎日このような雰囲気で仕事をしているようであれば、会社の空気が良くなるはずもなく、働いている職場に居心地の悪さを感じてしまうはずです。
2.ギスギスした人間関係
数字に対する競争や煽りが激しい職場だと、ギスギスした雰囲気になりやすいです。
自分がその競争に関与していない立場や部署の場合、ギスギスした雰囲気を横目に仕事をすることになります。
その結果、職場に居心地の悪さを感じることもあるのではないでしょうか。
3.陰口や噂話が多い
自分の事を言われている時はもちろん、例え他人の話題であっても陰口や悪口を耳にする場面に遭遇すると、
「裏では自分も言われているのでは?」
などと不安を抱いてしまうこともあるはずです。
4.派閥ができており対立関係がある
人数が多くなると派閥ができやすくなります。
人それぞれ考え方が違うため、どうしても会う人合わない人が出てきます。
考え方が合う人同士で相談するのは良いですが、徐々に派閥化していき、会社によっては派閥による権力争いが生じることもあります。
その結果、派閥間で対立がおき、
「今日も争いがおきている」
「巻き込まれたくない」
などの感情が芽生えてしまい、職場に居心地の悪さを感じてしまいます。
また、派閥に属さない場合でも、
「話題に入れない」
「必然的に孤立しやすくなる」
などの理由から職場に居心地の悪さを感じる事があるでしょう。
5.嫌がらせが多い
嫌がらせも職場の居心地の悪さを感じさせる理由です。
嫌がらせがおきる理由は、成績・容姿・価値観が合わないなど様々です。
上で紹介したギスギスした人間関係から、嫌がらせに繋がることが一般的です。
6.自分だけ相手にされていないと感じてしまう
受け取り方の問題にはなりますが、自分だけ相手にされていないと感じるようになると、職場に居心地の悪さを感じるようになります。
具体的には、少数派となる意見を述べた時、あえて厳しい意見をした時、転職して間もない時などが挙げられます。
良かれと思って発言したとしても、周りの人から距離をおかれてしまう場合もあります。
7.完全個人主義でそれぞれ孤立している
業界や職種にもよりますが、仕事には一人で行う仕事と複数人で協力して進める仕事があります。
個人の責任のもと仕事をこなしていくスタイルや、完全分業制を敷いている場合であれば問題ありません。
ただ、これまでチームで仕事をしていく事に慣れている人や、周りとコミュニケーションを取りながら進めていきたい人からすると、孤立しているように感じてしまい、職場に居心地の悪さを感じてしまうでしょう。
8.会話が全くない
社風によって変わりますが、雑談含めて会話が多い会社と、必要最小限の会話しかしない会社があります。
それぞれにメリットがありますが、静かな雰囲気が苦手な人が、会話が少ない会社で仕事をしていると、この職場は自分にとって居心地が悪いと感じてしまうことがあります。
うちの柴犬
居心地が悪い職場で働き続ける4つのデメリット
会社の雰囲気を一人で変えていくというのは非常に難しいことです。
人数が少ない場合や、自分が社内でも影響力が強い場合は空気を変えることができるかもしれませんが、大半の人がそうではないはずです。
居心地が悪い職場で仕事を続けることで、当然デメリットもありますのでご紹介していきます。
- スキルアップに繋がらない
- マイナスな影響を受けて染まってしまう
- プライベートにも影響が出る
- 体調を崩してしまう
1.スキルアップに繋がらない
自分でスキルアップを図りたいと考えていても、その行動に対して足を引っ張られてしまうこともあります。
もっとやりたいと前向きに取り組む自分に対して、否定的な他の社員という構図の場合です。
少数派にまわってしまうことで、偽善者扱いをされてしまうこともあります。
最終的には自分の意思次第とはいえ、組織に属する以上はある程度まわりの環境に合わせることも求められるため、前向きな気持ちや行動にもストップがかかってしまうことがあります。
2.マイナスな影響を受けて染まってしまう
良くも悪くも人は自分がいる環境に影響を受けて、その考えに染まりやすくなります。
良い環境であれば、良い影響を受けるでしょうし、悪い環境にいれば悪い影響を受けやすくなります。
最初は自分自身が前向きであっても、周りの影響を受けてだんだんとマイナスな考えが当たり前になり、あなた自信の性格や価値観をマイナスに染めてしまうことがあります。
3.プライベートにも影響が出る
1週間の大半の時間を仕事に充てる事になる為、職場での価値観や雰囲気が自分自身に根付いてしまうこともあります。
その結果、プライベートでもマイナスな印象を持たれやすくなることが考えられます。
また、職場の居心地の悪さからストレスを抱えすぎてしまい、休みの日も気分転換ができずに、憂鬱な生活を送ってしまうこともあります。
4.体調を崩してしまう
過度なプレッシャーや居心地の悪さによるストレスで、体調を崩してしまう人もいます。
一時的に体調を崩してしまうだけであればまだ良いのですが、そこで安心してはいけません。
原因が解決しないまま我慢してしまうと、精神的に苦しくなってしまい、再度体調を崩してしまうだけでなく、うつ病などの重い症状を患わってしまう可能性もあります。
体調不良はあくまで一時的なアラートなので、無理をしてはいけません。
職場の居心地が悪いと感じる時の5つの対処法
ここからは、職場の居心地の悪さを感じた時に、自分からできる解決策をご紹介していきます。
人それぞれ環境や価値観が違うため相手の考え方を変えさせるのは現実的に難しいです。
しかし、自分で行動する分には、自分の意思次第です。
職場での居心地の悪さを改善するために、自分からできる解決策を見ていきましょう。
- 自分に問題点がないか考える
- 職場の人への接し方を変える
- いろいろな考え方があると割り切る
- 社外の人に相談する
- 転職して環境を変える
1.自分に問題点がないか考える
まずは、自分にも問題点がないかを考えてみましょう。
普段の会話の中で、相手を傷つける発言をしていないか、指摘したことに対して自分はできているかなど、一度冷静に振り返ってみましょう。
自分では良いと考えたうえでの発言でも、相手を傷つけてしまうことがあります。
相手の立場から見たらどう感じるかを考えましょう。
そこで自分の過ちに気づいた場合、そこを認めて次に生かしていく事で、自分自身の成長に繋がります。
2.職場の人への接し方を変える
相手の立場に考えた時にどうすれば喜ばれるかを考えてみるのも一つの方法です。
例えば、転職してすぐのタイミングであれば、あえて意見を主張せずに様子を見るという方法もあります。
元々働いている人からすると、転職してきた人にこれまでと違うやり方に変えるように意見されると、自分のやってきた事を否定される、既存の作業に加えて負担が増えるなどと思われてしまうこともあるはずです。
その場合、まずは新しい職場でのやり方に合わせる。
そこで信頼関係を構築していき、あくまで自分は仲間ですよという立ち位置になってから、徐々に意見をしていく方法もあります。
3.いろいろな考え方があると割り切る
過ごしてきた環境や立場が変われば考え方も変わります。
自分の考えに強い自信がある場合、相手を自分の意見に納得させたいと思うことがあるかもしれませんが、相手の考え方を変えるのは難しいです。
また、自分にとっての正解が他の人にとって不正解となることは良くある話です。
いろいろな考え方があると割り切ることで、それ以上考えなくて済むので、気持ちが楽になりますよ。
4.社外の人に相談する
社内の人相手の相談だと、話したことがねじ曲がった形で話が広がってしまうことがありますが、社外の場合その心配がありません。
また、職場とは関係ない第三者からの意見を貰うことで、冷静に振り返ることができ、新しい考え方ができるようになる可能性もあります。
5.転職して環境を変える
転職をして環境を変えることも自分からできる行動の一つです。
自分の接し方や受け取り方を変えることで解決できればベストですが、相手の意見を変えることができない以上、どれだけこちらの行動を変えても、職場の居心地の悪さを改善できないことがあります。
もし、自分の部署だけ雰囲気が悪いという事であれば、異動願いを出すのも一つの手段です。
しかし、それも難しい場合は、転職エージェントを利用して転職活動を始めましょう。
転職エージェントは、転職希望者一人一人に対して、アドバイザーなどと呼ばれる方が付き、転職活動をサポートしてくれるサービスです。
転職サイトに登録するだけだと、悩みを抱えたまま転職先を探すことになりますが、転職エージェントを利用した場合、現状の職場の悩みを相談することもできます。
そこで解決策が出ることもありますし、その悩みを聞いたうえで新しい職場探しを手伝ってもらうことが可能です。
また、求人の紹介、職務経歴書の添削、面接の日程調整などを自分の代わりに行ってくれます。
中でもDODAは、求人数が多くアドバイザーが親身になって対応してくれると評判です。
DODAに関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
うちの柴犬
転職エージェントは無料で登録できるので、まだ転職をすると決めていなくても登録だけは進めておきましょう。
なぜなら、居心地の悪い職場で仕事を続けることで体調を崩してしまったり、鬱状態になってしまったりすると、転職活動をするという思考が湧かなくなるためです。
そうなってしまってからでは遅いのです。
まだ、物事に対して正常な判断ができるうちに登録だけでもしておくことで、職場の居心地の悪さに我慢できなくなったら転職をするという選択肢を作ることができます。
実際に登録だけして、情報収集をするという使い方も転職エージェントを利用する上での一般的な考え方なので、まずは転職エージェントへの登録だけ済ませておきましょう。
職場の居心地の悪さを改善する方法は大きく2つ
まとめると、職場の居心地の悪さを改善する方法は大きく2つあります。
1.自分でできる改善策を行う
職場の居心地の悪さは人間関係が原因になっていることがほとんどですが、自分の行動次第で解決できることもあります。
まずは、できることから試していきましょう。
ご自身の態度や行動が変われば周りの目も変わり環境はきっと改善するはずです。
2.居心地の悪さは解決できないこともある!転職も一つの選択肢
自分でできる改善策を全部やっても無理なら、そんな職場にいる価値はないので、転職を考えるべきです。
まずは、転職エージェントに登録をしておくことで、その一歩を踏み出すことが可能です。
この2つの方法を取り入れて、職場の居心地の悪さという悩みを解決していきましょう。