社会人で副業していいの?副業する時の注意点って?社会人の副業でオススメは?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
- 社会人で副業をするメリットを知りたい方
- 社会人で副業をする上での注意点を知りたい方
- 社会人におすすめの副業を知りたい方
目次
社会人は誰でも副業できる?
まず、副業は誰でも行ってよいのでしょうか?
結論、認められていないケースもありますので誰でも副業を行えるわけではありません。
認められていないケースは主に下記です。
・会社の就業規則で禁止されている
・公務員である
簡単に説明していきます。
会社の就業規則で禁止されている
勤めている会社の就業規則で副業が禁止されている場合はできません。
会社により副業が認められているかは会社によるので、まず自分の会社が副業を認めているかどうかを確認しましょう。
公務員である
公務員の場合、法律として定められている為、副業は禁止されております。
(私企業からの隔離)(国公法第103条)
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
(他の事業又は事務の関与制限)(国公法第104条)
職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。
ただし、すべての副業が禁止されているわけではありません。
その例として、FX、投資信託などの資産運用に関するものは禁止されていません。
また、許可が下りれば認められる事もあるようです。
社会人が副業をするメリット
副業ブームが広がっている現状ではありますが、実際に副業をすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
収入がアップする
一番わかりやすいのは収入源がアップすることだと思いますし、大半の方が副業をする理由の1つがこちらではないでしょうか。
普段の収入をアップしたいとなった場合、まずは本業での収入が手っ取り早いですが、会社の評価制度などの兼ね合いもあるので頑張れば増やせるかというそうとは言えません。
ですが、個人でやる副業であれば内容にもよりますが、金額は小さくても行動することによりすぐに収入につながるものもります。
収入源が増える
個人的にはこちらがよりメリットだと考えているのですが、収入源が増えることで生活をより安定させることができます。
ここでの安定はお金の話ではなく、メンタル面の安心です。
今の時代安定している会社というのはなく、リーマンショックやコロナウイルスなどの影響で、いつ勤めている会社の経営が傾くかは予想がつきません。
収入源が勤めている会社の給料しかない場合、急な解雇や倒産などには耐えられませんが、他にも収入源ができればそういったリスクにも備えることができます。
スキルアップできる
本業とは別に副業に時間を使うことでスキルアップを図ることができます。
その副業が禁止されていない内容で本業に通じることがあれば、本業の経験を副業に生かし、副業で得た知見を本業に生かすといったことも可能です。
時間を作ることができる
副業で本業と同等の収入を得ることができるようになれば、本業の稼働時間を抑えることも理論上可能です。
毎日遅くまで残業する生活に嫌気がさしながらも仕事を続ける理由は、生活のためではないでしょうか。
もし、その生活に必要なお金が副業で賄えるのであれば無理して働き続ける必要はありません。
副業で本業と同じぐらいの収入があるから、本業の稼働時間を減らすといった選択肢を作ることも可能です。
自分がやりたいことができる
自分がやりたいことを仕事にしている人は良いですが、やりたいことではなく生活の為に仕事をしている人もいるかと思います。
会社での仕事は制限が多く、自分だけの話でもないので我慢を強いられることも多いはずです。
ですが、副業であれば自分の意思で始めるものでもあるので、副業では自分がやりたいことや希望を叶えることができます。
勿論稼働時間や、規模にもよってできるできないがありますが、副業を通じて自分がやりたいことに挑戦するということも可能です。
人脈が広がる
会社での仕事だけであれば、人脈という点でいくと社内と取引先に絞られることが多いですが、副業を始めることでより様々な人との接点ができ人脈を広げていくことも可能です。
社会人が副業する時の注意点
もちろん注意点もあります。
会社が副業を認めていないこともある
冒頭にも記載しましたが、会社が副業を認めていない場合は原則副業をすることができません。
本業に影響ができないようにする
副業で稼ぐことだけに意識が集中し、本業に影響が出てしまってはいけません。
例えば、本業の仕事中にも関わらず副業を行う事や、夜遅くまで副業に没頭し体調を崩して本業を休まなくてはいけなくなるといったケースです。
あくまで副業ですので、本業に影響が出ない範囲で行うようにしましょう。
プライベートの時間がなくなる
副業でお金を稼ぐといっても簡単なことではありません。
副業で稼ぐとなるとそれ相当の努力や時間もかかることが多いです。
そうなるとプライベートの時間も限られてしまいます。
1日24時間というのは変わらないので、普段の生活においてバランスを取りながら進めていきましょう。
社会人で副業を選ぶ時のポイント
社会人の副業と言っても様々な副業があります。
理論上、どの副業でも収入は得られるはずですが、本業に支障が出てはいけません。
とはいえ、月数百円とかであれば副業をする意味も感じられないと思います。
ここでは、社会人で副業を選ぶ時のポイントを紹介します。
稼働時間を調整できる
社会人として仕事をしながら副業をするとなると、拘束時間が長い副業はおすすめしません。
自分で作業時間を調整できるうえで、意欲的に休日の時間を副業に充てるという事であれば問題ありません。
本業に生かせる
本業に関連するもの、もしくは分野は違えど本業に生かせるものが副業としておすすめです。
本業の仕事の延長線で行えればスムーズですし、副業で得た知見を本業に生かせてより高い評価を得られれば、本業での収入アップに繋がります。
先々生かせるスキルを得られるもの
ただ時間を浪費して収入を得るような副業はお勧めしません。
そのような副業は単純作業が多いので大きな収入には繋がらず、体力だけ浪費します。
スキルがつく副業であれば本業に生かせるだけでなく、先々そのスキルをつけられた分野で収入を得られることができます。
コンスタントに収入を得られるかどうか
一回○万円というものはよく目にしますが、コンスタントに収入を得られる仕組みになっているかもポイントです。
単発で終わってしまってはその場限りでの小遣い稼ぎになってしまうので、毎月継続して収入を得られるかどうかも大事です。
これらのポイントを踏まえて、社会人にオススメの副業を紹介します。
社会人のオススメ副業6選
ライター
記事を書く仕事です。クラウドワークスやランサーズというサイトではライターの仕事が多数掲載されています。
文章を書くというライターの仕事では、テーマに沿った内容を調べる情報収集能力や、読者にわかりやすく伝えるという能力が必要になってくるので、本業にも生かすことができそうです。
プログラミング
ここ数年需要が伸びている分野になりますが、希少価値が高いスキルだからこそ仕事もたくさんあります。
最近では初心者からでもスキルがつけられるようプログラミングスクールなども数多くあり、誰でもスキルをつける事が可能です。
デザイン、イラスト制作
主にバナーや、WEBサイト、チラシ、イラスト、最近ではブログに使用するバナー等ですが、こちらも需要が伸びています。
バナーであれば1バナー数千円が相場になるので、もともとデザイナーの仕事をされている方であれば、自分のスキルをそのまま生かせますし、未経験でもデザインのスクールや有料教材などで効率よく学ぶこともできます。
ブログ、アフィリエイト
ブログとアフィリエイトの副業もおすすめです。
ブログであれば記事を書いてユーザーにたくさん見てもらい、サイト内に広告枠を設置して収入を得ることができます。
アフィリエイトであれば広告主のサービスを紹介して、その記事経由で購入や申し込みが発生すれば収入を得ることができます。
ブログやアフィリエイトを行う事で、記事を書く力、サイト(ブログ)を運営する力、調べる力、WEB集客の方法などのスキルをつけることができます。
投資
様々な投資がある中でも、投資信託は運用会社に運用を任せる形になりますので、自分の資産を預ける形にはなりますが、自分自身の稼働時間は取られません。
その反面すぐに収入を増やすということは難しいですが、銀行に預けたままの状態と比べて、自分の時間を使わずにお金を増やすという点では社会人にオススメの副業です。
中にはワンコインで始められるものもあるので、大きくリスクを取らずに手軽に始めることができます。
ポイントサイト
ポイントサイトはサイトに登録したり、アプリのダウンロードや、ポイントサイト経由で購入をすることでポイントを貯めていく副業です。
貯めたポイントはサイトによって現金や他社のポイントなど様々なものに換金することができます。
手軽にできる反面、1回のアプリのダウンロードやサービスへの登録でも数円から数百円単位のポイントにしかなりません。
ですが、コツコツ貯めていく事で収入を増やしていくことができ、中には月数百万円分のポイントを貯めているユーザーもいます。
まとめ
社会人で副業をするにはまず、自分が副業をして問題ない環境にあるかを確認する必要があります。
その上で、本業に支障が出ない範囲で始められることをおすすめします。
そこで始めた副業で本業を超えるほどの収入を得られるようになれば、経済面は勿論事生活面でも様々な選択肢を作ることができます。
社会人の副業においてこの記事が少しでも参考になるようであれば嬉しいです。